秋旅行(2024(令和6)年11月)の報告が……次の夏になってしまいました。お恥ずかしい。
前回の陸前高田からクルマで遠野市に向かいました。
紀行番組でよく「ここからさらに北上(ほくじょう)……」等のナレーションが付くのですが、文字で真似しようとすると紛らわしいんです。今回は寄っていない、「北上(きたかみ)市」と。
では、民話のふるさと遠野へ……。

「遠野駅」(JR釜石線)と、出入口設置の「カッパポスト」です。全力でほっこり感出してきています。

駅舎写真の中にもカッパポスト、写っていますが見つけられますか?



「快速はまゆり」のラッピングデザイン、明るくカラフルな森が描かれた「森の道・青い森」は、陸前高田市出身でヘラルボニー社の作家・田崎飛鳥さんの作品で、「森の道・赤い森」とともに釜石線車両につかわれているそうです(赤い方は見なかった……)。
そういえば、陸前高田のピーカンナッツ入りお菓子のパッケージにも、田崎さんのデザインが使われていました。
「はまゆり」は盛岡⇆釜石間を走る快速ということで、時間帯が合えば盛岡駅でも見られるかも。


観光案内所・火の見櫓が目印の「旅の蔵 遠野」。
施設内にはとくに外国からの観光客にウケているという「ちょいコスプレコーナー」があり、かぶり物とか羽織り物とか、置いてあります。(写真、撮ればよかった…📷💦)
顔出しパネルは観光地でよく見かけますが、こういう“ちょこっとコスプレ”が海外の人に人気があるそうです。


(掲載前に終了しているイベントです。申し訳ありません)
さすが民話のふるさと、大事に語り継ぐだけじゃなく増やしにかかってます。
これがブランディングというものです。観光産業、三創と畑違いではありますが、見習わなければ。

🚗 遠野を後にして、盛岡市を横切り安比高原へ。
前回記事にあったポスター📃の裏側が、こちら…岩手県の形がおかしい?いいえ、これが体感です。(👈って出身者が言っております。なんなら右半分がもっと横に長いと主張しています。流石に大袈裟では?)
宿泊は「ANAインターコンチネンタルリゾート安比高原」。

向かい側の「ANAクラウンプラザリゾート安比高原」を背景に。11月ですが、もうほんのりと積雪しています。この「ほんのり」がポイント……。
まだ本格的な積雪のない「スキーシーズンの少し前」ということで、リーズナブルに宿泊できました。
オフシーズンを狙ってリーズナブルに楽しめる「隙間時期」の旅行。
隙間産業に強い(強くなりたい)三創らしいと、思いませんか?
「ちょっとだけ贅沢、でもお得」。これがいいんです。

「北東北5空港合同情報誌」が駅に置かれ、近場よりも遠方からのかたをターゲットにした観光案内があり、多言語版も一緒に置かれていました(貰えばよかった!)。国際的な競技会も開かれる安比高原のアプローチは、国内・国外を分けないのかもしれません。
安比には、アジア初だという全寮制インターナショナルスクール「ハロウ安比校」が設立され、ますます国際色豊かになってきている印象を受けました。
観光も宿泊も、“ちょっとした隙間”を狙う旅がやっぱり楽しい。
岩手・遠野で妖怪たちに会い、安比高原で静かなリゾート滞在。
思わぬ発見があるから、旅はやめられないですね。
「次はどこの隙間を狙おうかな?」
